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一歩前へ踏み出そう!~佐藤恵子のキャリア応援ブログ~

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キャリア開発理論家の大御所 ホランド氏に思う

Vol. 339

東京では、昨日の雪・雨から一転、
今日は快晴となりました。

雪国育ちの私にとり、冬はやっぱり雪があってこそ。
そして、雪が解けた後の芽吹きの春は何にも代えがたいです・・・・

さて、今日はキャリア開発の理論家についての気づきを。

ジョン・L・ホランド氏は、個人の性格的特性と
その個人が満足感を得られる専攻科目、労働環境、余暇活動との間に
どのような関係があるかを分析し、
体系だてたことで広く知られる理論家*です。

キャリア開発・キャリアカウンセリングの分野の歴史は、
アメリカを中心に約100年で、比較的新しいので
現在活躍される理論家はご存命の方も多いなか、
ホランド氏は2008年にこの世を去りました。

最近、アメリカのキャリア開発関連の団体(NCDA)では、
長年のホランド氏の功績をたたえ、
特集記事を組んでおり目を通したところ、意外な事実が・・・

ホランド氏は、元々ご自身の興味が芸術・音楽だったのですが、
自分の音楽の才能に限界を感じ、
芸術面においては生涯の趣味として続けたといいます。
(美術作品の収集、ピアノの演奏、ヴォイストレーニングなど)

そして、オマハ大学卒業後、
米国陸軍で3年半職員として、
試験官、配属に関する面接官、心理面でのアシスタントを経験。
これをきっかけに、兵士の生れ・育ちなどから
いくつかの性格を見出し、
後に多くの職場環境と性格における関連付け・体系化を
進めたというのです。

ホランド氏は元々心理学などに興味があり、
そこからキャリア開発に展開していたのかと思っていましたが、
実は芸術であったことには驚きました。
そして、ここからは、経験を通じての気づきを
独自の研究へと発展させていった方だったのです。
ここには、行動・経験を重んじる
クルンボルツ博士に近いスピリットを感じすらします・・・

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*ホランド氏の理論で最もよく知られるところでは、
人の基本的性格を、興味と(自己評価による)能力を測ることで
企業的・習慣的・現実的・研究的・芸術的・社会的
の6つのタイプに分けたこと。
そして、後続の研究者と共に
これらのタイプに対応する職業との体系化を進めました。

現在、大学は学生の職業や専攻科目の選択や、
企業での新規採用や配置転換等にも活用されています。


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by casset | 2010-01-13 11:32 | キャリア・専門知識
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