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一歩前へ踏み出そう!~佐藤恵子のキャリア応援ブログ~

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カテゴリ:キャリア・専門知識( 9 )

あなたの「引き出し」の中身は?

Vol. 372

最近、セミナーや個別のキャリア相談と並行し、
身近なところにいらっしゃりながらも、
実は素晴らしい才能、技術などをお持ちであったり、
ご自身の特徴を活かした生き方をされている方々に
数時間のインタビューをさせていただく、
といった活動を続けています。

最近、ある世界記録をだされた方に
普段心がけていらっしゃることをお聴きしました。
なるほど、と大変勉強になったのですが、
実は、別の世界で活躍される複数の方にインタビューしたときにも
突き詰めると同じことをおっしゃっていることに
驚かされました!

それは、こんなことです。

「いい!と思ったアイディアは
いつでも取り出せるようにしておく」


ここでいうアイディアは、ある事柄についてを考える際の
フレームワークにも置き換えられます。

これは、数学的な研究においても、
マーケティング発想においても、
キャリア・カウンセリングにおいても、
実は、何の世界でも共通していえること。
「引き出しからいつでも、アイディアやフレームを
取り出せるようにしておく」
ことが大切です。

本や研究して発見したことを、
その時は記録・記憶したつもりでも、
「それっきり」であれば、その場限り。そこから何の発展もありません。
資格コレクターで何にも活かされていないケースも該当するかと思います。
いつでも引き出しからだして応用できることの
大切さを再認識しました。

なお、引き出しの出し入れがスムーズに
いくようにするために、
「自分の言葉への置き換え」「最も腑に落ちるフレームへ加工」
することを強くお勧めします。

今日のキャリアに迷ったら効く一言:

せっかく苦労して学んだこと、会得したことが
頭の片隅に眠っているとしたら、もったいないことです。
いつでも引き出しから取り出し、
実践で活用・応用できるようにしましょう。
それが、現場での力の発揮に繋がります。

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by casset | 2010-06-18 12:15 | キャリア・専門知識

人生を虹に捉える、ということ ~ライフ・キャリア・レインボー~

Vol. 366

お陰様で、キャリアセットが定期的に開催する
女性向け・少人数制の休日開催のティーブレイク・セッションに、
4月より平日夜間開催分としてイブニング・セッションが追加。
毎回、設定したトピックについて
意欲高いワーキング・ウーマンの方々と語り合っています。
これまでご参加いただきました皆様、ありがとうございます!
今年実施予定・実施済みのセッションの詳細はこちらからご覧いただけます:
http://casset.jp/IndiviSeminar.html

先日のセッション中のこと、
出席者の方へご提案したキャリアの捉え方のひとつに
ライフ・キャリア・レインボーという考え方があります。

これは、キャリア開発の分野で著名な
ドナルド・E・スーパー氏が打ち出した
キャリア上の2つの基準
・ライフステージ(キャリアの段階)
・ライフロール(キャリアの役割)
について、視覚的に虹(レインボー)に例えたもの。

a0118779_014638.gif

個々の人生について、
向かって左方向から右方向に
虹を描いていくようにとらえる、というものです。
虹の午前9時の位置が誕生で、
午後3時の位置で死を迎える、ということになります。
これが、いわゆるスーパー氏が唱える
ライフステージの変化の視覚化です。

次に、虹の様々な色について(色の数は規定されません)
ライフロールとして捉え、
例えば、私の場合ですと、生れた時から現在に至るまで
まずは、親の「娘」という役割からスタートし、
その後、「学生」、「市民」、「労働者」、「妻」などの
役割が出現し、その時々によって各役割の割合が
大小します。

以前、これを初めて知ったとき、
分析的に考えがちだった私にとり、
「虹に例える」ということの意義・有効性が
あまり感じられずにいたのが正直なところでした。
その時々の役割の割合について、
厳密さとしてはどうなのか、とも思ったこともありました。

が、しかし、、、、
このライフ・キャリア・レインボーについて、
「ご自身の人生の虹を描くと考えてみましょう」
とセッションで、何度も身振りも加えながら説明をしていくうちに、
自分の中での捉え方に変化がありました。

ライフ・キャリア・レインボーの
「一生を虹に捉える」ことについて、
参加者の方へお話しながら・・・私の中で、この考え方が
人生をポジティブに美しく捉え、長期的視野に立ち俯瞰でき、
視点を自分だけでなく係る人との繋がり(複数の役割)に広げ、
時間の経過を感じさせ、視覚イメージしやすく、且つ覚えやすい
「なんと素晴らしい例えなんだろう!」
と驚きと興奮を覚えました。

この考え方そのものの素晴らしさに加え、
普段取り組んでいることについて、
ある時に、すっと理解が深まったり、閃いたりするときの
喜びはいいものですね。
私の場合、セミナー等の準備を続けている最中、
「すっ」とまるで天から降りてきたかのように
説明を分かりやすく図式化したものや、
トピックの構成などの考えが沸き起こることがあります。
あなたの場合は、どんなときでしょうか?

今日のキャリアに迷ったら効く一言:

あなたの人生について、
ライフ・キャリア・レインボーの考え方に当てはめると
どんな虹を描くことになるでしょうか?
どんな色がいくつあり、どのように変化していく虹ですか?

そして、もうひとつ。

あなたが、
今熱中して考え続けているもの、研究しているものについて、
すぐに納得した解答・充実感が得られなくとも、
時間の経過や、あるきっかけで
理解が深まったり、閃いたりすることがあります。
熟成のための猶予をもつ、といったことも有効です。

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by casset | 2010-05-03 21:18 | キャリア・専門知識

浅田真央選手が打ち勝った相手

Vol. 353

バンクーバー・オリンピックで
日本中が応援していた、フィギュアスケートの浅田真央選手。
フリー滑走では、見事な三回転ジャンプのトリプルアクセルを成功させました!
結果は、世界記録を更新したキム・ヨナ選手に次いで2位でしたが、
オリンピックに照準を合わせ、本番で魅せた彼女の素晴らしい演技。

浅田選手が語ったコメントに、
実はキャリア開発者の立場としても頷かされるものがありました。

(オリンピック直前)
「これまでジャンプが不安だったので、
不安にならなくなるまで練習すればいい、と思い、
思やれるだけのことはやった。
(だから)あとは練習どおり滑るだけ」

(銀メダル受賞後)
「やれるだけのことはやった。」
「オリンピックだからといって、特別な緊張はなかった」

今季当初、浅田選手は元々得意だったジャンプの失敗を
重ねていました。
この原因は、例えば難度の高いプログラム構成など、
別のところにもあったかもしれませんが、
一度失敗すると、今度はその失敗という経験が不安へと変わり、
不安が失敗の原因ともなりかねない・・・

そんな中、彼女は不安の払拭方法として、
自分が不安にならないまで練習すればよいのだと考え
そして、猛練習を徹底。

これを知り、キャリア開発の世界でいう
アルバート・エリス(Ellis, A.)の論理療法を
彼女は自然にやっていた、ということに近い気がします。

エリスは、その人を落ち込ませるような信念を明らかにして、
徹底的に反論・粉砕することで、
正しい論理的な信念を見つけ出せるような力を育てる、
といった理論を展開しています。

特に、フィギュアスケートようにデリケートなスポーツの場合、
ちょっとした心の同様が、演技にも影響をもたらすと思われますが、
浅田選手の場合、「不安」を増長させることなく、
むしろ「不安」の原因と戦い、打ち勝ったことで
オリンピックの大舞台でも落ち着いて三回転ジャンプが成功できた、
といえそうです。

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by casset | 2010-02-27 13:39 | キャリア・専門知識

アイデンティティ、大切ですね!~桐村晋次氏の講演から~

Vol. 351

キャリア・コンサルティング協議会が主催する、
日本のキャリア・コンサルティングを構築してこられた
4師による特別セミナーが開催中なのですが、
今回は桐村晋次氏の講演を拝聴してきました。

桐村氏は、法政大学で教鞭をとり、
日本産業カウンセリング学会会長、
また、元古河物流(株)社長という経歴をお持ちの方。

教育者と企業人事の両方の観点でのお話には、
非常に説得力があり、
なかでもアイデンティティの重要性に触れられ、
次の3点を強調されています。

1.自己の一貫性
   幼児期から過去の来歴を受け入れる

2.自分の独自性
   自分は自分自身であること

3.他者との関係性の認識
   WIN X WIN の関係を保つことが重要

特に、最近多いといわれる
その道の一人者になると思っていたところ、
部門が海外へ移転してしまったり、
狙っていたポジションを奪われる、
といった「オブジェクトロス(対象喪失)」について
アイデンティティと関連させ次のように指摘されています。

対象喪失があり得るなかで、
踏みとどまる=アイデンティティを見失わない
ことができるのは、家族・友達や、
シュロスバーグ氏のいう転機への対処の理論などもあるが、

やっぱり自分!
つぶれそうになったところで、支えるのは自分である。


そうです!
やはり、ご自身を支えるのは、アイデンティティを
しっかり持ったご自身に他なりません。

ご自身がもっとも大切にしている考え方である
アイデンティティの重要さを、改めて認識することに・・・

あなたの現在の暮らし・お仕事が
あなたのアイデンティティが反映されているものかどうか?
チェックすることは非常に大切です。

なお、アイデンティティについては、
エリクソン(Erikson, E.H., 1902-1994)の
発達理論により取り上げられています。
そこでは、アイデンティティについて、このように
説明されています;
自分はこういう人間だ、という自己定義。
一貫性や過去との連続性が感じられる自分があり、
またその自分について自分自身の認識と
周囲の他者の認識が一致しているという感覚が
あるとき、アイデンティティが存在することになります。
こうしたとき、自分について自信・安定感が生まれます。


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by casset | 2010-02-16 23:29 | キャリア・専門知識

時代の流れを捉える!#2 ~資格取得を巡って~

Vol. 344

最近、親しいHさんが遂に司法試験の二次試験に合格!
既に研修がスタートしており、忙しくされていましたが
久しぶりに再会することができ、合格お祝いのランチとなりました。

お話を伺うにつれ、最近増加する弁護士の数と
それに伴う若手弁護士への各種制度の変化・競争の激化に
驚かざるを得ませんでした。
(ここでは詳しくはお伝えしかねますが・・・)

一言でいうならば、司法試験という
難関試験に突破することで、
「将来を約束される時代ではなくなりつつある」
ということです。
これは予測が可能といえるかもしれませんが、
関係者にとってはたまりませんね。

司法試験に限らず、
過去、「○○資格を持っていいれば、間違いない」
と言われ続けてきた資格が、
時代と共に状況が変わっていくことも不思議ではないのです。
これを一般論として理解したつもりでも、
いざ自分のこととなると認めづらいものです・・・
試験が難関なほど、受験勉強のために費やす
エネルギー、時間、費用たるや・・・
頑張るほどに後に引き返す、他の選択肢を選ぶことが
難しいとも複数名から聴いています・・・

一方で、新たに設けられまだ広く知られていない資格が、
その後の時代のニーズにフィットするならば・・・
それにいち早く気づいて資格を取得し、
その道のパイオニア的存在になれる可能性もありますね。

あなたが取り組む資格は何のためですか?
そして、その資格を取り巻く環境はどうでしょうか?

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by casset | 2010-01-26 23:46 | キャリア・専門知識

キャリア開発理論家の大御所 ホランド氏に思う

Vol. 339

東京では、昨日の雪・雨から一転、
今日は快晴となりました。

雪国育ちの私にとり、冬はやっぱり雪があってこそ。
そして、雪が解けた後の芽吹きの春は何にも代えがたいです・・・・

さて、今日はキャリア開発の理論家についての気づきを。

ジョン・L・ホランド氏は、個人の性格的特性と
その個人が満足感を得られる専攻科目、労働環境、余暇活動との間に
どのような関係があるかを分析し、
体系だてたことで広く知られる理論家*です。

キャリア開発・キャリアカウンセリングの分野の歴史は、
アメリカを中心に約100年で、比較的新しいので
現在活躍される理論家はご存命の方も多いなか、
ホランド氏は2008年にこの世を去りました。

最近、アメリカのキャリア開発関連の団体(NCDA)では、
長年のホランド氏の功績をたたえ、
特集記事を組んでおり目を通したところ、意外な事実が・・・

ホランド氏は、元々ご自身の興味が芸術・音楽だったのですが、
自分の音楽の才能に限界を感じ、
芸術面においては生涯の趣味として続けたといいます。
(美術作品の収集、ピアノの演奏、ヴォイストレーニングなど)

そして、オマハ大学卒業後、
米国陸軍で3年半職員として、
試験官、配属に関する面接官、心理面でのアシスタントを経験。
これをきっかけに、兵士の生れ・育ちなどから
いくつかの性格を見出し、
後に多くの職場環境と性格における関連付け・体系化を
進めたというのです。

ホランド氏は元々心理学などに興味があり、
そこからキャリア開発に展開していたのかと思っていましたが、
実は芸術であったことには驚きました。
そして、ここからは、経験を通じての気づきを
独自の研究へと発展させていった方だったのです。
ここには、行動・経験を重んじる
クルンボルツ博士に近いスピリットを感じすらします・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

*ホランド氏の理論で最もよく知られるところでは、
人の基本的性格を、興味と(自己評価による)能力を測ることで
企業的・習慣的・現実的・研究的・芸術的・社会的
の6つのタイプに分けたこと。
そして、後続の研究者と共に
これらのタイプに対応する職業との体系化を進めました。

現在、大学は学生の職業や専攻科目の選択や、
企業での新規採用や配置転換等にも活用されています。


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by casset | 2010-01-13 11:32 | キャリア・専門知識

習慣化!

Vol. 293

先日、最近難易度が増しているある試験を、
一発で突破した方々にお話を伺う機会があったのですが、
ある共通項を感じました。

それは、、、(皆さん、通常は大変お忙しいのですが)
毎日、ご自身で決めた時間に継続して学ぶという
「習慣化」です。

・毎朝会社の近くの喫茶店で一定の時間自習する
・夜、仕事が終わったら(社内許可を得たうえで)
 社内デスクで自習する
・毎朝、友人と決まった時間に連絡をとって自習を開始する

それぞれの、会社での環境、ライフスタイル・家族構成その他は
異なるものの、この「習慣化」を徹底。

もちろん、試験直前の追い込みということも大切ですが、
特に某大な暗記すべきものなどがある場合は、
長期的な対策が必要です。
こういった場合、「習慣化」を徹底して行うということは
大変有効なようです。

皆さんがおっしゃっていたことばは、

努力の量は結果に通じる

身が引き締まる思いです・・・

ご意見をいただいた皆さん、ありがとうございました。

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by casset | 2009-11-08 02:14 | キャリア・専門知識

自分らしさを取り戻すために・・・ ~メンタルヘルスについて思うこと~

Vol. 278

あなたは、最も元気がないときや、
本来の自分らしさを取り戻したいときに、
立ち返る本はありますか?

私の場合は、
「三国志」、「史記」、「神との対話」にお世話になります。
これらの本を読み返すと、
すぐにではありませんが、自然にゼロの状態へリセットでき、
今生きていることに感謝の想いでいっぱいになります。

数年前、大怪我で寝返りすらできない寝たきりのとき、
ベッドで文庫本の「三国志」、「史記」をじっくりと読みました。
時間軸を「現在」、単位が「日」、
比較対象が「周りの人」であったところを、
読後は「数千年の歴史を経て生かされている現在」、
「他人との比較ではなく、過去の自分との比較」、
へ変えることができました。

そして、何といってもこの2冊から、
どんなことがあっても「生き抜く」ことの大切さを
学ばせていただいたことは、ありがたいです。
更には「神との対話」を読み、マイナスからゼロの状態に近づきつつあった自分を、
今度はゼロから少しずつプラスの状態へもっていくことができました。
その後、中長期的なビジョン設定や具体的目標の再設定を
スムーズに行うことに・・・

(なお、この方法はあくまでも個人的に有効だったもので、
それぞれに合う方法は異なるかと思います)

問題は、ゼロにもなっていない状態で
「早く元気になって!」という励ましや、
「で、これからどうしたいんですか?」
という具体的な目標について性急に問うことを
よかれと思ってしてしまう方が多いことではないかと思います。

こうしたことを防ぐためにも、
メンタルヘルス・マネジメントについても普及させて
いく必要が大いにあると思います。
なかでも、本人のための「セルフケア」、
管理者のための「ラインによるケア」
の2つは現場レベルで大切だと思います。

もちろん、その他「事業場内産業保健スタッフ等によるケア」や
「事業場外資源(産業保健スタッフ等)によるケア」
も重要ですが、、、

最近、成功理論家・実業家による
成功のための秘訣の言葉を、キャリア開発の観点で斬る、
ということを続けていますが、
これと並行し、メンタルヘルス・マネジメント、
特にリカバリー法は非常に大切だと思います。

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by casset | 2009-10-23 23:32 | キャリア・専門知識

意思決定が必要なときに!~クルンボルツ博士の意思決定モデルの7つのステップ~

Vol. 252

今日で9月が終わりますが、
期末が3月の会社の方にとっては半期が終了、
そして、外資系に多い12月が期末の方にとっては、第3四半期が終了の
節目となりますね。

この節目の時期に退職・転職される方も多いですが、
これは人生の転機ともいえる大きな決断です。
また、最近ではご家族の介護その他で、
生活のスタイルを見直すといったことも多いのですが、
そのような大きな決断・選択をするときに(正確には、決断のまえに)
非常に役に立つ「意思決定スキル」があります。

キャリア開発研究ではおなじみの、
スタンフォード大学の、ジョン・D・クルンボルツ博士と、ハメル氏による、
意思決定モデル(課題へのアプローチ・スキル)では、
以下の7つのステップを提唱しています。

1.解決すべき問題(選ぶべき選択肢)は何かを具体的な言葉で明確にする

2.問題解決(選択)に向けての行動計画を立てる
  踏むべきステップ、それぞれの期限など

3.価値観を明確にする。
  つまり、選択をして得るべき重要なものは何かを見極める

4.興味や能力、ステップ3で見定めた価値をベースに選択肢を作る

5.起こりうる結果を予測する。ステップ4で考えた選択肢すべてについて、
  それぞれ結果がどうなるかを考えてみる

6.さらに情報を収集しながら、システマチックに選択肢を絞っていく

7.選択肢の中でこれと決まったものについて行動を開始する


一見、当たり前のようなステップではありますが、
これが実は一つ一つ深いと私は思います。

また、実際何かを決めなければと思いながらも、
ここまでシステマチックに、漏れなくステップを踏んでいくということは
意識しないとなかなかできないのでは?

そして、そこにステップ3にも関連しますが、私は

新しいことをするかどうか、という選択のときには、
「その選択が、あなたにとって心が震えるほどそうしたいことなのか
がポイントになるかと思います。

一方、守りの選択も非常に大切なのですが、この場合は
「自分が最も尊敬する人や神であっても、その選択をするか
を考えることにしています。

論理的な7つのステップにプラスして、
自分のこころ・感性に正直に向き合った決断であれば、
きっと、成功の確率も高いでしょうし、
仮にそうでない場合も、納得できるのではないでしょうか。

クルンボルツ博士は、プランド・ハプンスタンス・セオリー(計画された偶然理論)で
大変有名であり、偶然の出来事をチャンス・ものにするためには、
好奇心・持続性・柔軟性・楽観性・冒険心
が必要である、と説いていらっしゃり、
ご本人も非常にエネルギッシュな方です。
この博士が、プランド・ハプンスタンス・セオリーに加えて
システマチックな意思決定モデル(課題へのアプローチ・スキル)を
提唱されているところ、大変興味深いものがあります・・・

近い将来、直接お会いしたい博士の一人です!

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by casset | 2009-09-30 15:29 | キャリア・専門知識