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一歩前へ踏み出そう!~佐藤恵子のキャリア応援ブログ~

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食を大切にするイタリア・シチリアの人々

REIさんからシチリアの家庭料理を直々に教えていただきました。

まずは、地元の魚市場や八百屋で季節の食材を購入。そして一つ一つの食材を、素材としてのよさを余すところなく調理します。

海に囲まれたシチリアでは、もちろん海の幸が豊富です。手軽に手に入る鰯を使っての料理が印象的でした。日本で採れる鰯よりややサイズは小さめの鰯を、手をつかって開く、シチリアの「手開き」の方法を教わりました。
こちらに、パン粉をオリーブ油で狐色にこんがり火を通したものに、地元の調味料を合わせたものを中に詰め、ロールしオーブンで焼くこと約30分。
今まで鰯に持っていた印象を覆す、おしゃれで美味しいおかずへと大変身。

これ以外にも、野菜をつかった副菜を調理。
そして全て調理後に食したのですが、ここで驚きました。イタリアでは、家族との食を大変大事にしているのです。例えば、こんな風に。
・毎日、しっかりと朝・昼・夜家族と食事を共にする。(昼食は2時ぐらいからゆっくりと自宅で取る)。
・結婚の際、母から花嫁へ、刺繍を施したテーブルウェア(クロス、ナプキンなど)がプレゼンとされる習慣があり、孫の代まで大事に使われる。
・食事の際、必ずテーブルクロスをかけて、テーブルを日常使いと食事使用を完全に分けている。

今まで、会社勤めが続いていたときは、まずは3食をしっかりとる事すらできず、いつも時間に追われていたことを思うと、価値観・習慣のギャップを感じずにはいられません。
どちらがいい、悪い、ということはいうつもりはありませんが、滞在しているイタリア・シチリアでは、食を大切にゆったりとしたHappyな時間をすごしているようです。
写真は、シチリアで食した食材の数々。
食を大切にするイタリア・シチリアの人々_a0118779_791922.jpg
# by casset | 2009-02-07 07:13 | 幸せ・元気が出る!

本物に勝る美なし ~エリーチェの町並み~

シチリア滞在2日目に、トラーパニの本物に勝る美なし ~エリーチェの町並み~_a0118779_6454757.jpg町から車で焼く30分のエリーチェという小さな町へ行ってきました。

標高約750メートル、絶壁の上に今でも人が住む石畳の町、エリーチェ。下界はお天気がよかったのですが、エリチェの町は地理的に霧が立ち込めやすいとのこと。今回訪問したときも、町全体が霧の中で、神秘的な雰囲気をかもし出していました。

細い石畳の道を隔て、家が建て込んでおり、どの家も狭い入口を入ると広い中庭を臨む構造となっています。これは、外見は地味でも内には豪華さを求めるアラブ地域の家ならではの特徴とのこと、まるで別世界に迷い込んだかの錯覚を覚えました。
そして、各家や商店の玄関には、この土地ならではの美しくも素朴な陶器のパネルがつけられており、こじんまりした中に調和のとれた美しさ・可愛らしさを感じずにはいられません。

こういった実在の素敵な町にくると、日本や米国にあるテーマパークで各国の家並みを再現しているものが、ヨーロッパの人々にはあまり高く評価されていないのがわかるような気がしました。
# by casset | 2009-02-07 06:45 |

遂にシチリアへやってきました。

今、シチリア島に来ています。

数年前から行ってみたい!と思い続け、今回“サラリーマン卒業旅行”として遂に実現!
20年来の友人のTさんとはるばるやってきました。
心の切り替えと充電には、旅が一番ですね。

島西部のトラーパニという人口約18万の町で、日本人女性で料理研究家として独立されているREIさん宅に滞在。島西部のスポットへ行ったり、彼女の専門のシチリア家庭料理について教えてもらっています。
実際にシチリアに住み、現地の人々と交流してきたREIさんからの話が聴けるので、これがシチリア滞在のもう一つの楽しみです。

というわけで、ここしばらくは、シチリアでの気づき(というよりは、受けたショックかな)を綴ります。と同時に、執筆・セミナー準備を進めていますよ。

写真は、トラーパニの町からシチリア島最西端の灯台を臨む。
海の向こうはアフリカ大陸。遂にシチリアへやってきました。_a0118779_14235982.jpg
# by casset | 2009-02-05 14:05