Vol. 364
最近、別々の業界・団体で大活躍され、
大変な信頼を得ていらっしゃる方々から
直筆の手紙~それもお二方とも毛筆~を受け取りました。
感謝の気持ちはもちろんのこと、不思議な感覚すらおぼえました。
それは、いただいた時期は偶然にもほぼ同時期ですが、
ある種の共通性がみられたからなのです。
その共通性とは・・・
まず、お互いの地位が離れているにも関わらず、
直接ご本人からご連絡をいただいたということ。
次に、
絶妙なタイミングで、その手紙が届いたということ。
3つ目には、
直筆(しかもお二人とも毛筆)での
手紙であること。
4つ目には、~これが最も重要なのですが~
シンプルながらも温かさに溢れ
心に染みいるメッセージである、ということ。
それぞれ、一つ一つが大変教訓に満ちたものであり、
改めて私自身、コミュニケーションについての
振り返り・反省をさせていただく機会となりました。
まず、コミュニケーションする際に、
相手を選びすぎていないか?
見返りを期待していないか?
真から利他を考えて行えているのか?
次に、相手にとって最も心地よく
好印象になるようなタイミングであるか?
3つ目には、「自分らしさ」や「真心」が伝わるような
媒体、記載方法をしているか?
相手によって、メール、電話、または手紙が
よいのかは選ぶ必要がありますね。
最近ですと、twitterの直接のメッセージという
方法もありますが、本当に真心が伝わるのかは
よく考えたほうがよいですね。
4つ目は、ずばり印象に残るメッセージなのか?
ある種のコピーライティング能力は必要かもしれません。
が、巧みな文章というよりは、
心が伝わる、借り物でない自分のメッセージであるか、
が大切ですね。
このような、コミュニケーション、
実は普段からも実行できるに越したことはありません。
が、特に「ここぞ」といったときには、本当に大切です。
例えば、こんな時に・・・
・就職・転職活動中の応募先へのアピール
・面談後の面接官/人事へのお礼(仮に残念な結果になったとしても)
・お世話になる取引先・上司・チームの仲間とのコミュニケーション
・部下や後輩への感謝や指導
今日のキャリアに迷ったら効く一言:
あなたの普段のコミュニケーションを
ちょっと振り返ってみましょう。
それは、キャリアを後押しするものなのか、
そうでないのか・・・
(キャリアに迷う時、逆のことを知らず知らずに
している可能性もあります。
そもそも、返事をしない、相手を選びすぎる、
迷惑なタイミングに電話をする、など・・・)
あなたが感銘を受けたコミュニケーションを、
あなたから発信できるようにしましょう。
これは、あなたのキャリア上の重要なときにも
大きな効力を発揮することでしょう。
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