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一歩前へ踏み出そう!~佐藤恵子のキャリア応援ブログ~

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マーデンの目標設定

Vol. 261

目標設定の軽視こそ、
成功を目指す人がおちいる成功のノウハウの罠である。


~オリソン・マーデン~

「明確な目標設定」と「徹底的な実践」は、
目標達成の秘訣としてよく掲げられることが多いのですが、
実は成功の80%を占めるのは、
何を目標とするのかにかかっている

ということを、アメリカの「成功哲学の父」と呼ばれる
オリソン・マーデンは唱えています。

この目標の設定にあたり、
マーデンは
本当に求めている目標を、
人生の各分野にバランスよく設定する

ことをアドバイスしています。

この分野とは、
仕事・健康・家庭・教養・趣味・精神など。
地位・名声だけではなく、
これらをバランスよく設定することが
大切なんですね。

これを読みながら、サニー・ハンセン氏が
キャリアカウンセリング理論で唱えている
「統合的人生設計」
に重なるものが多いと感じています。

ハンセン氏は、人生には次の4つの役割

・労働(仕事)
・愛(家庭と子育て)
・学習(公式および非公式な教育)
・余暇(仕事以外に従事する活動)

があるとし、

これらをキルト(パッチワーク)に例えて
人生の役割のそれぞれが組み合わさり意味ある全体になる、
としています。
そして、キャリア開発は、
人生におけるさまざまな役割を細分化するのではなく、
統合と全体性を目指すべき、
とする「統合的人生設計」を掲げています。

ハンセン氏は、この重要な課題の一つに
内面的な意義や人生の目的を探る
を挙げており、
キャリア開発では比較的新しい考えとされているのですが、
100年以上まえに、マーデン氏は「バランス」という言葉を
使って提唱しているんですね!

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by casset | 2009-10-08 12:59 | キャリア
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